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ビタミンB12

ビタミンB12は科学名をコバラミンといいます。水溶性のビタミンで、葉酸と共に赤血球が正常に生まれるのを助け、悪性の貧血を予防する役割を担っていることから赤いビタミンと呼ばれています。また、正常に神経が機能を果たすためにも必要なビタミンです。他のビタミン類と違い、使いきれないほどの常に充分な量が肝臓に蓄えられています。悪性貧血や偏食、妊娠中、高齢などの方は摂取を心がけるといいでしょう。ビタミンB12が不足すると、頭痛、めまい、動悸、吐き気などの悪性貧血を起こしやすくなります。これは、不足することにより赤血球の形成がうまくいかなくなり、赤血球中のヘモグロビンが増え、赤血球の寿命が短くなるためです。ビタミンB12が肝臓に蓄えられている期間は5年ほどなので、悪性貧血の症状が出るのも5年後くらいになります。また、神経の機能が低下するため、腰痛、肩こり、神経痛などを起こしやすくなります。さらに、胃の手術などによって胃の切除を行った場合には、ビタミンB12の吸収が促進されなくなるため、積極的な補給が必要になります。60歳以上の人では、貧血症状が見られなくても神経障害を引き起こすことがあるので、注意が必要です。ビタミンB12が含まれている食品には、貝類や魚類、肉類、卵や牛乳があります。主に動物性の食品に含まれていて、植物性の食品には含まれていません。また、ビタミンB12を過剰に摂取した場合の心配は何もありません。


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